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レッスン日記

レッスン日記と独り言

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【2024年】
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 レッスン室に入ると、まるで森の中に居るかのように鮮やかな緑が窓一面に見えてきます。葡萄やもみじはとても強く、見ているだけでパワーを与えてもらっています!
元々私の好きな色は青。海が大好きで海外旅行先も南の島を選ぶ事が多かったのですが、ここ最近は緑も好きな色になりました。
そう言えば私の誕生日はいつの日からか『山の日』という祝日になっておりました。キャンプも大好きです。

強い樹木は私の目標でもあります。
自分軸を持ち、周りに影響されずに信じた道を進む事…自分の機嫌は自分で取る。
ピアノに向き合う事はそれに通じるものがありますよね。日々の鍛錬、精神のコントロール、感情をピアノの音に乗せる…弾き続ける事で得るものはピアノ曲のレパートリーの数ばかりではないと思っております。
自分軸を作る上で邪魔な事は自己否定。
自己否定のきっかけは、周りの言葉から来る事もしばしばあります。

ピアノレッスンで長年気を付けている事は言葉の大切さ。
相手を傷付ける言葉は、放った側はすぐに忘れても放たれた側はずっと残ってしまうもの…言葉による心の傷はとても厄介です。

窓の外を眺める度に、生徒さん達には逞しく育って欲しいと心から思います!
ピアノの上達に練習は不可欠とはいえ、時には忙しい週も当然ある事でしょう。練習が足りなかったからと言ってレッスンに通う際に、弱気な思いにならなくて良いのですよ!
また、ピアノで壁にぶつかるのは当たり前。
壁を乗り越えれば、乗り越えた分だけ必ず成長しています!
その壁を一人で乗り越えるのが大変な時は、レッスンで一緒に練習方法を考えましょう。
練習量は決して裏切りません。自分と向き合った証となり、ゆっくりと必ずテクニックは身に付いていきます。
どんどん練習したくなるように、曲の魅力をたくさん見つけて伝え続けていきますね!

自分軸を持った逞しい精神力が育つよう、これからもたくさんの曲と一緒に向き合っていきましょう!!


  【2024.9.2】
 
自分軸



 小学4年生のhちゃんは6月に紹介させていただきましたH君の妹さんです。
ピアノ歴は5年、兄妹同時入会してちょうど2年経ちました。
日頃からジャズの要素が入った教則本を使ったり、発表会では邦人作品を披露する事が多く…それがまた本人の演奏に合っているといつも実感しております!
指のバネが強くリズム感抜群なのです。

感覚で補っている部分ももちろんあるとは思いますが、このテクニックは紛れもなく努力の賜物です。
昨日今日で出来る事ではありません。
練習は辛い事もあるはず...ご自宅でたくさん努力してコツコツと練習を頑張っているから今の演奏があるのですね。

また、連休明けレッスンの日に「ゴールデンウィークにお母さんと練習したので聴いてください。」とhちゃんはお母様とピアノの椅子に2人で座り『ひこうき雲』を弾いてくれました。お母様のピアノを聴かせていただく事自体が初めてで、私にとって思いがけないサプライズとなりました。
笑顔いっぱいで素敵な母娘での連弾曲を耳にして、久しぶりに空を見上げたくなったものでした。
優しい音色のプレゼントをどうもありがとう!じーんときましたよ!忘れられないレッスンの1つとなりました。

発表会では曲に合わせたアクセサリーを身に付けたり、兄妹連弾では何と毎回ステージ衣装をお母様が手作りで準備してくださります。
舞台演奏を全力で応援する温かいご家族...本当に素晴らしいですね!!

次回の発表会もソロ曲、お兄ちゃんとの連弾曲を仕上げに向けて少しずつ一緒に頑張りましょう!!

  【2024.8.5】
 
hちゃん



 コロナ禍以降、生徒さん達に協力をお願いしている習慣…それはレッスン前の手洗いです。
今日も生徒さん達は泡スタンプ(石鹸)を使って綺麗に手を洗ってくれます。

「あ!出来た!!」「ぐちゃぐちゃだ〜、失敗!!」などレッスン前にいろいろな声が聞こえてきて、私もつい笑ってしまいます。中には参観されるお父様も泡スタンプ挑戦後、「腑に落ちないな、来週リベンジだ!」との呟き声にご家族の笑い声も…。泡スタンプの出来栄えはちょっとした占いのようですね!本当に聞いていて楽しいです。

ここに掲載している写真は勢揃いで撮影しておりますが、普段は1種類。月が変わると泡スタンプを変えるようにしております。
月初めには「今月は何の泡スタンプかなぁ?」と喋りながら洗面台に向かって行く生徒さん。

泡スタンプを置くきっかけとなったのは、レッスン前の習慣をいつもきちんと守っている愛しい生徒さん達に少しでも楽しみを!と思った事からでした。
5種類(ハート、お花、肉球、ミッキー、星)の泡スタンプを常備しております。
今月は難易度高めの泡スタンプ…マリオの星型は毎週挑戦心が満載ですね。

レッスン前に手を洗う事は常識として長年各ご家庭での習慣だったと思われますが、コロナ禍を機にレッスン直前での手洗いの徹底をお願いしており、これまで清潔にレッスンを進めさせていただいております。
皆さんのご協力のお陰でコロナ禍を乗り越えてレッスンを継続出来た事を改めて実感し、日々とても感謝しております。
 
7月に入り、これからますます暑くなりますね。
そろそろ4年半振りに私もマスクを外してレッスンしてみようかな、と密かに検討中です。

出席シールも今はすっかり夏仕様。
「きっと美味しいはず!」と想像しながらビールのシールを貼る小学生の生徒さんも居り、レッスン前の光景はどれも見ていてとても微笑ましいです。
大人になってから本当のビールを飲めるのが今から楽しみですね!!

さぁ!マリオの星スタンプ、今月も上手に作ってみてね!!


  【2024.7.1】
 
洗面台


 小学6年生のH君はピアノ歴7年、こちらに来てもうすぐで2年です。
長年かけて培ってきたピアノテクニック…中でもキレの良さが素晴らしいですし、ぐいぐい引っ張っていく音の推進力により、聴く人を惹きつける演奏が出来ます。男の子ならではのハキハキとした演奏スタイルのH君に憧れる低学年男子も多いです。

2つ違いの妹さんとの連弾もとにかく熱く、発表会前のレッスンでは毎年こちらも熱が入り、時間がいつもあっという間に過ぎていきます!

そのようなピアノテクニックとは別に、私の感じる事はご家族の仲の良さ!!
妹さんの別の習い事との掛け持ちにより時々一緒にレッスンに来れない日もあるのですが、そのような日はお仕事でお忙しい中でもお父様が送迎してくださり、安全面を確保していただきながら1人でレッスンを受けます。少し緊張顔のH君のレッスン中に妹さんとお母様がいらっしゃったインターホンが聞こえてきた時の嬉しそうな笑顔…この一瞬でご家族の仲の良さが毎回しっかりと伝わります!

発表会でのフィナーレでも兄妹一緒に舞台に上がりながら「こっちだよ!」と手招きするH君…このお兄ちゃん振りはこれから先もきっと変わりません。
いつの日か年月が流れ、将来それぞれのご家庭を持つ日が来たとしても、心の奥深い所にある兄妹愛、家族愛は決して変わる事はないでしょう。とても素敵な事だと思います!

これからも是非それぞれの学年での連弾を仕上げながら、毎年思い出を重ねてくださいね!!

 
【2024.6.10】
 
H君小6の生徒さん


 日々を当たり前のように過ごしていれば、思うように進める日があったり、思い通りに進めない日もありますね。時にはとても悲しい思いをする事も…。
そのような時はいつも変わずにいてくれる、温かい場所を探します。

私にとって温かい場所は、楽譜棚の隙間に置いている写真立て。生徒さん達と発表会の時に一緒に撮った写真を眺める時、温かな思い出がたくさん蘇ってきます。
いつも一緒に頑張るかけがえのない生徒さん達は、決して私が支えているのではなく、実は私がたくさんたくさん支えられているのです!!

先月お配りした発表会ビデオも、私にとって温かく大切な宝物です。1人1人が素敵なピアニストでした!
演奏も感動しましたが、CD並みのクリアな音とアングル変化が楽しめる撮影技術、編集によりとても素敵な思い出としてずっと残ってくれますね!!

温かい場所は他にもあります。キッチンカウンターに置いている2つの小さな鉢…そこにはガジュマルの葉っぱを植えております。
3年前の父の日に小さなガジュマルの木を父にプレゼントしたのですが、あれから母がとても大切に育ててくれました。
大きくなったガジュマルの木の先端を切り取って、2ヶ月前の3月頃に母が我が家に持って来てくれたので、お気に入りの鉢に植え替え、たくましく根付くように今育てております。
水をあげると喜ぶし、すくすく育っていく様子は本当に愛おしいです。

今、生徒の皆さんとはいろいろな偶然が重なって出会えています。
私が4歳の頃、母がピアノ教室に通わせてくれなかったら、きっと私は違う道に進んでいた事でしょう。
また、この地に引っ越して来なければ、皆さんと出会えておりません。
いつも通りに続くレッスン…それはいろいろな偶然をたくさん繋ぎ合わせた先にあるのですね!

生徒さん達と共に過ごせる素敵な日々に改めて感謝します。
連休明けのレッスンも一緒に頑張りましょうね!!


【2024.5.7】
 
楽譜棚 ビデオ

ガジュマルの鉢


 今月より私の娘、黒川凜々香クラスを開講いたします。

ふと気付けばピアノ講師を始めて何十年も経ちますが、最初に世田谷区のピアノ教室で、7名の講師と共に刺激を受けながら私の担当の70名を超える生徒さんのレッスンをしていた経験が、私のピアノ講師としてのスキルを少しずつ育ててくれました。

娘は生まれる前からピアノの音を聴いている環境で育ちました。著名な先生方のレッスンを受けつつ、小学生まではレッスンも家での練習もほぼ付きっきり。
コンクールに出場すればいつも優勝という幼少期を過ぎ、少しずつ緊張を覚え、私は本番対策として緊張に関する本をたくさん読みました。当時ご指導いただいていた先生方の他にも角野美智子先生や多喜晴美先生など、公開レッスンの受講をしながらピアノを学び続けました。特に角野先生に関しては個人レッスンでも娘は何度かお世話になりました。

栄東中学でテニス部、栄東高校で美術部に入部しながら勉学との両立を図り、現在は桐朋学園大学にてピアニストの外山啓介先生に曲の表現を幅広くご指導いただき、伸びやかに演奏しております。
娘はコンクールの良い時期、悔しかった時期、部活や勉学との両立などたくさんの経験を積みました。
それはとても貴重な体験だったと思います。

今年の発表会で娘と連弾のペアを組んだ生徒さん達とは、本番1ヶ月半前の初合わせの際に曲の解釈の相談をしながらソロ曲も含めて娘がレッスンを担当する流れとなりました。指導歴が無いので私は言葉を分かりやすく生徒さん達に伝える為にも本番までの全てのレッスンを参観しましたが、なかなか良いレッスンをしており、これはレッスン担当出来る!と確信いたしました。ピアノ技術に加え、とても大切な和声学などかなり勉強しております。

私が世田谷区のピアノ教室で指導し始めたのは大学4年生の頃…世代は変わり、今月からまさに娘が大学4年生になろうとしております。
ピアノ教室の名称はしばらくこのままですが、今月より凜々香先生誕生となりますので、新入会をご希望の生徒さんは希望する講師名も明記してください。

また、現在在籍中の生徒さんも時々凜々香先生のレッスンを是非受講してみてください。仕上げに向けてのゴールはどのピアノの先生も同じですが、仕上がり過程での練習方法など新たな発見もあるはずで、違う角度から曲を仕上げる事はとても刺激を受けるかと思います。今は大学在学中ですのでどうしても時間の制限はありますが、私が70名の生徒さんを担当しながらスキルを磨いたように、凜々香先生にもたくさんのレッスンの経験を積んで欲しいです。

これまで病欠ゼロ記録更新中である事が自慢の私です。しかし、今後私のレッスンの振替を娘にお願いする日が来るかもしれません。
まずは今月から1名の生徒さんが凜々香先生クラスに入会しました。
どうか凜々香先生のレッスンスタートを温かく見守っていただけますと幸いです。

 
【2024.4.2】
 
黒川凜々香


中学2年生のSちゃんは昨年12月にご紹介しましたMちゃんのお姉様です。ピアノ歴は9年、姉妹でこちらに同時入会し、1年10ヶ月経ちました。
中学では吹奏楽部に入部し、中学校としては吹奏楽のコンクールA部門で10年振りに県大会進出、銅賞受賞という輝かしい体験をしております。 ピアノの発表会では姉妹で毎年カッコいい連弾を披露しており、ステージ上で完璧なリズム取りで進んでいく演奏はとても魅力的です。

2人で呼吸を合わせて弾く連弾は、個々の楽器を1つにして演奏していく吹奏楽と同じ感覚なのかもしれませんね。吹奏楽に入部してからピアノの演奏にも、より深みが増してきました。 発表会に向けて曲を創り上げる過程で、みるみる磨き上がっていく様子はレッスンしていていつも時間があっという間に過ぎていったものでした。発表会での連弾曲、今回も姉妹で相当練習しましたね!!

Sちゃんとの思い出の一つに2022年6月の日記で書かせていただいたカワイピアノの弦の張り替え前レッスンの事を時々思い出します。Sちゃんがバラード調の曲を情感込めて仕上げ弾きした時、私は自然と涙が溢れてきました。
レッスンしなければ…の前に心が動いたのです。

正確なリズムを刻めるテクニックに加え、心打つ旋律を弾く事が出来るSちゃん…これまで身に付けたたくさんのテクニックを活かしながら、これからもたくさんの名曲を一緒にお勉強しましょう。
いよいよ来月には中学3年生になりますね。ピアノも吹奏楽部での活躍もずっと応援しています。
思い出をたくさん作ってね!!

 
【2024.3.9】
 
中学2年生Sちゃん


 先日ピアノ発表会2024を無事開催することが出来ました。
午前中から全ての生徒さんのリハーサルを聴かせていただきながら、もうすぐでそれぞれの曲の最終回が近付いているのだなぁと実感し、感慨深い思いで一杯になりました。

たった数分の曲の為に、これまでどれだけ時間をかけて練習してきた事でしょう。
たくさん習い事をしている生徒さん、受験勉強しながら通ってくれている生徒さん、お仕事されている生徒さん…それぞれ時間を見つけて本当に良く頑張ってくれました!!

本番でなかなか全てを発揮出来ない事は日頃からお伝えしていた成果もあり、当日は皆さん清々しい表情で弾き終えてくれていたように思います。
悔しさももちろんあるでしょう。しかし、それも含めて全てが芸術ですね。
レッスンでお伝えしていた事を、本番では緊張の中でもたくさん耳を使いながらフレーズを大切に引き出せておりました。多少のミスは大した事ありません。良く聴いて演奏する事…それが実はとても大事で素晴らしい事なのです!!

やり遂げた全ての生徒さん達を私は誇りに思います。
フィナーレではご来場の方々の拍手が温かかったですね。
お辞儀のタイミングもレッスンでそれぞれお伝えしていただけのリハ無し1発本番でしたが、皆さん完璧なお辞儀でしたよ!!
このHPの発表会のページに今年の動画も追加しました。

冬の時期という事もあり、出演者もご家族の皆様もとても体調管理に気を使われた事でしょう。
1人の欠席者も無く無事開催出来ました事、マナーを守って観覧してくださった事、全ての方々に感謝いたします。

今頃は速報版YouTubeをご覧になられている時期ですね。まだ余韻が残っている発表会翌日には早速速報版を作ってくださる木下さん…今年もこれから木下さんセンスのアングルにて素敵なビデオ制作をしてくださりますよ!
トップメニューはシューマン=リストの『献呈』をリクエストしております。

また、今年もコイデカメラの2名の出張カメラマンさんがたくさん撮影してくださりました。昨年は7,000枚も撮影して、その中から1枚ずつ確認し、厳選して最高の状態でディスクを作ってくださっております。
ビデオにしても写真にしても、凄い仕事量だと思います!私が最も信頼している撮影のプロの方々です。来年の発表会も既に木下さんとコイデカメラの2名の出張カメラマンさんに予約済みです。今年の発表会のディスクの仕上がりもとても楽しみですね!!

ピアノは次から次へと壁にぶつかりながら成長していくものです。理想とするリズムとピッタリ合った時、探していた音色を手にする事が出来た時…そんな一つ一つが自分の演奏を育ててくれます!
生徒の皆さんは今回の舞台を経験した事、披露するまでの過程も含めて頑張った自分をたくさん褒めてくださいね。
さぁ!これからは大切な大切な基礎のレッスンに戻りますよ!!

 
【2024.2.16】
 
プログラム ホール入口
 
ホール入口 ポスターと花


2024年になりました。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

以前2021年3月の日記で紹介させていただきましたYUちゃんとNちゃんですが、あれから四国にお引っ越しとなり、さすがにこちらに通う事は不可能となってしまいました。そのような状況でしたが、昨年の発表会で有難い事にYUちゃんNちゃんのお母様は会場まで足をお運びになり、開演から終演まで、全ての生徒さん達の演奏を聴いてくださいました。長い距離をかけて会いに来てくださった温かい想いに感動…今でもずっと心に沁みております!

また、世田谷区で指導していた頃から何十年経っても当時の生徒さん数名は今もなお、毎年欠かさず年賀状で近況報告をしてくれます。中でも当時小学5年生だったSちゃんとは1番長いお付き合いです。Sちゃんが大学進学後は私の引越し先の新居(奈良町の家)に遊びに来てくれたり、結婚式の際は私を招待してくれました。そんなSちゃんも今では可愛い2人のお子さんの母親…年賀状で目にする高校生の娘さんはSちゃんにそっくりです!

こちらに引っ越す前の奈良町の自宅にてレッスンしていた頃、当時の生徒さん達の中に中学生だったKちゃんがおりました。それから20年経ち、何と今度はKちゃんのお母様が新たに昨年春からレッスンに通ってくださっております。今度の発表会では親子連弾を披露してくださいます。先月のレッスンでKちゃんとかなり久しぶりに再会しましたが、月日の流れや懐かしい思いに溢れ、忘れられない1日となりました!

昨年末は嬉しいサプライズが!!
小3の終わりに大阪に引っ越したY君が、5年振りに中学2年生になって突然来てくれました。
インターホンでモニター越しに見た時は分かりませんでしたが、名前を聞いてびっくり!!私の中では半ズボンの小学生男子のまま完全に時間が止まっておりました。背が高くなって声変わりしても、ずっと変わらずに真っ直ぐ育ってくれた事が私は嬉しくてたまりませんでした。
ピアノはあれから辞めてしまったそうですが、レッスン室でピアノを懐かしそうに弾いてくれました。
大阪から1人で新幹線に乗ってお友達に会いに来て、私の事も忘れずに寄ってくれたY君…またこちらに来たら是非インターホンを鳴らしてくださいね。バスケも頑張ってね。お土産もったいなくて食べられないよ!

人のご縁の何と温かなことでしょうか。
生徒さん達との出会いのお陰で今の私があります。
出会いへの感謝の気持ちは、日頃のレッスンで少しずつお返ししていくつもりです。
大切で大好きな生徒さん達と共に、今年も歩み続けます。

来月はいよいよ発表会!!
今月から本番シミュレーションに力を入れていきます。
ステージ演奏はピアノを弾く時からスタートではなく、舞台袖から歩くその瞬間からステージが始まります。
まずはお辞儀の練習からです。

もしも舞台袖で不安になってしまったら、励ましてくれるのは誰でもない自分自身です。ピアノに向き合ってきた時間は嘘偽りない事実…自分自身との信頼関係の賜物です。挫けずに続けてきた事で、強い自分軸が絶対に出来ているはずです!!

コツコツと頑張ってきた事が形となる発表会まであと1ヶ月。学んできた事が少しでも多く表現出来ると良いですね。
完璧に弾こうと気負う必要はありません。ステージを楽しんでくれる事が最大の目標です。
もうひと頑張りです!一緒に頑張りましょう!!
 
【2024.1.5】
 
2024年挨拶

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